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【リード部のみ】33.宙見の神秘学〜複雑なしかけも簡単に解ける〜


前回32話で述べましたように、今回は、心を惑わすような天体がなぜ存在するのか?について、もう一歩突っ込んだお話をしたい思います。
惑星は、「惑わす星」と書きますよね。それは、おそらく、太陽系惑星が、地球人にとって、他の星とは違う動きをする(ように見える)ことから名付けられたと考えられます。いわゆる「逆行」は、惑星のみ見られる天体の現象です。
星(恒星)はすべて、北極星を中心に反時計回りに回っている(ように見える)のですが、惑星は、太陽を中心にした公転周期の違いから、地球から眺めると、見かけ上、逆行するように見える時期があります。
実際に逆行しているわけではなく、地球が、他の惑星と共に太陽を周回していることで、一時期、そう見えてしまうだけの当たり前の現象ですが、天動説の宇宙観においては、他の星々と、まったく異なった動きをする惑星に、人々は気色悪さというか、脅威を覚えただろうとは想像できます。「惑星」という名付けも、誠に納得です。
本当に厳しい状況に遭遇する時
惑星の中では(神秘学的に)土星は、独特で強力な惑わせ星の役割を果たしており、土星の影響力が強く出る厳しい時期に……
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