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11.宙見の神秘学のはじめに

ヘナチョコ神秘学概論

何の条件もいらないのが探求

 占星術が好きな星読みの方は、五月一四日まで逆行していた水星が順行に戻ったことや、あるいは、木星は幸運星と呼ばれていること。そして、その幸運の木星が牡牛座に入ったということをご存知かもしれません。

 実を申しますと、私は占星術が好きと言いながら、案外そういうところに疎いところがあります。それは、この『ヘナチョコ神秘学概論』の最初にお話したように、好き・興味の方向が、「水星の逆行にどういう意味があるか?」ということより、「水星が逆行するときに、なぜ、そのようなことが起こるのか?」ということを、体感して把握したいという抑え難い欲求がすべてに先行しているからだと思います。要するに変態です。笑

 まあ、頭から意味を覚えるという暗記ものが、どうにも苦手だということがあるのかもしれません。いや、単にアホですね。😁

 たとえば、占星術の世界で「牡牛座は物質的繁栄を表す」とされているのですが、この件について言えば「なぜ、牡牛座は物質的繁栄を表すとされるのか?」を体感して把握していくことのみが、終始一貫して私の関心事で、ほんとうに牡牛座が物質的繁栄を表すかどうかについては、あまり関心がないとも言えます。(ビミョーですが、伝わるかなぁ?)

 ですから、宙見の神秘学は、必ずしも「人生を良くする」ことを目的としていません。(キッパリ!笑)

 じゃあ、なんなのか?と問われれば、興味本位…もといっ😁、純粋な知りたい欲です。体全体で把握したいという、極めて純粋な「なんじゃらほい?」の探求なのです。笑

 人生を良くする以外のことに興味がない方は(←一定数いらっしゃいますよね)、残念ながら合わないと思いますが、逆を言えば、私の宙見の神秘学は、あなたの幸不幸は問いません。あなたが物質的に恵まれているか否かも問いません。お金持ちでも、ボンビーさんでも、病気であってもいいですし、気が小さくて大きな声が出せなくても、まったくかまいません。ヘナチョコ神秘学を前に人は平等です(爆笑)。まぁ400円はお支払いいただきますが。😁

 そもそもヘナチョコ神秘学が好きな方なら、単に、なんじゃらほい?を感じてみたいとさえ思っていただければ、かなり楽しめることは保証できます。ここからは、脳で記憶するのではなく、脳で感覚を把握して、ほほぅと理解して、心地よくなることが、私の意図していることです。付いてきてくだされば、幸いです。

宙見のいきさつ

 このヘナチョコ神秘学概論のコンテンツの一つとして、私は星読みをもじった『宙見(そらみ)』というものを、5月号から、ゆるっと展開していこうと思っています。

 余談のようで余談ではない話ですが(笑)、宙見という名称は、一時期販売していた『宙のメサージュPlus(プリュ)ノート』という「あなただけのために物語を創作して、特注の特別なノートにして差し上げる」という、当時のメルヘン屋ミケの目玉企画であったノートの中で使っていました。(五万五千円もしたけっこう高額のノートですが、一、二年くらいの間に、たぶん七、八名くらいの方に、ご購入いただいたかと思います。)

宙のメサージュPlusノート。こんな感じです

 今だから言いますが、裏テーマは「あなたのアカシックレコードに触れ、カタルシスを起こす」で、お渡しするころには、裏テーマは当にバレている感じではありましたが、当時は、裏の話はあやしすぎるので伏せて、リーディングにかこつけて(←言い方よ…)宙見をさせてもらっていました。

 そんなわけで、ここからは「宙見ってなんじゃらほい?」ということを、最初に丁寧にご説明させていただきたいと思います。

 その前に、先に申し上げますが、私は、二度と『宙のメサージュplusノート』は創りません。最後の方が一年半前に完了し、同時に(=同日のほぼ同タイム!)次の方のご予約が入ったので、これはすごいご縁だと思って、がんばってやりかけていたのですが、いろいろとどうにも進まなくて、結局、半年経ってからお金をお戻しして失礼させていただき、完全に終了したという経緯があります。失礼をして本当に申し訳なかったのですが、もう時代が変わったというか、過去生譚はいらないターン?に入った気がしています。<ダジャレか!笑 

 ここからは、昔(2003年2月17日とあります←おお!あれから二十年ではないか!驚)メルマガを出していた頃に執筆した、『星のシンボリズム』という文章を元に、二十年後の今様バージョンに改変しながら進めていきたいと思います。

昔の記事の一部(今は鍵掛けサイト😁)

宙見という神秘学の本質的意味

 星々が個人や全体に与える影響を探る法を占星術と言いますが、なぜ、星が私達に影響を与えていると言えるのでしょうか?

 占星術を、本当の自分、そして人間を知るためのツールとして、まじめに取り組み始めた時から、この疑問が沸き起こるのではないでしょうか。運命は自分の手で…という前向きな人は、おそらく占いが好きではありません。私も、もちろん、単なる統計の話であるのなら探究はしなかったでしょう。

 私達の身の回りには、好むと好まざるに関わらず「占い」が溢れています。多くの雑誌には、占いコーナーが設けられています。朝になるとどのチャンネルを選んでも「今日の運勢」が放映されています。雑誌でも、WEB上でも「占い」のカテゴリには、昔から読者が集まるもののようです。

 それは占いを信じるという以前に、また、人生をもっと良くしたいと願う以前に、「占い」的な意味付けが、星には秘められていることを、人は本能的に知っているからだと、私には思えます。統計は結果です。宙見とは、統計から推考される学問とは、質を異にする分野であると、最初に述べておきたいと思います。

なぜ木星は「幸運」なのか?

 まずは、最初のお話「幸運の木星が牡牛座に入った」ということを、宙見の神秘学的観点より考察していきます。まさに、今、タイムリーな出来事のようなので、これをテーマに展開いたします。

なぜ木星が幸運の星とされているのか?

 もう一度述べますが、統計の話ではありません。だから、過去に木星が牡牛座に入ったという同じ天体の状況のときに、地上では、こういう良い出来事が重なった…とか、そういう話では一切ありません。あくまでも、体(感覚と脳)を使った把握法です。

 ……続きは次回。あなたの目から鱗ポローリ✨かも?どうぞお楽しみに♪

【12に続く…】


 

 ▶︎なお、有料記事はこちらにて購入できます。

 

著者について

Author:mi-ke
岩倉ミケ:奇想庵主宰
京都タロット宙のメサージュ ®創始者
ヘナチョコ神秘学講師
詳細はこちら。


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